毎年12月、昔ながらの鍛冶技法の伝統を後世に伝える伝統的な技法・通称「ふいご祭り」が、足利鉄工団地協同組合内(足利市福富新町)の一角にある金山神社で行われます。
本行事は、鍛冶職人にとって大切な道具である鞴(ふいご)に感謝し、鉄工の神様に鉄工業界の隆昌と安泰を祈願する大切な儀式として、大正13年12月に、当時の鉄工関係者が飯成神社境内(足利市伊勢町)に石造りの本殿を祀られたことからはじまりました。その後、市の区画整理に伴い、当神社の主宰者である足利鉄工業協同組合が現在の所在地に遷宮を行い、昭和49年8月に地鎮祭を行い本格的な神社が造営され、今日に至ります。
第49回目の開催となる今年度は、石宮建築100年・遷宮50年の節目を迎えます。